伝統的なロザリオの祈り方 ロザリオの祈りINDEXへ戻る
ロザリオの祈り
聖父と聖子と聖霊との御名によりて。アーメン
ちちとことせいれいとのみなによりて。アーメン
聖霊来たり給え 御身の最愛なる浄配
聖マリアの汚れなき御心の
頼もしき御取次によりて来たり給え
せいれいきたりたまえ おんみのさいあいなるじょうはい
せいマリアのけがれなきみこころの
たのもしきおんとりつぎによりてきたりたまえ
聖母マリア様の御要望によりロザリオの祈りを始めるにあったってこの祈りを三回唱え聖霊に捧げる。
使徒信経 しとしんきょう
我は天地の創造主、全能の父なる天主を信じ、
またその御独り子、我らの主イエズス・キリスト、
すなわち聖霊によりて宿り、童貞マリアより生まれ、
ポンシオ・ピラトの管下にて苦しみを受け、
十字架につけられ、死して葬られ、
古聖所に降りて三日目に死者のうちよりよみがえり、
天に昇りて全能の父なる天主の右に座し、
かしこより生ける人と死せる人とを裁かんために
来たり給う主を信じ奉る。
我は聖霊、聖なる公教会、諸聖人の通功、罪の赦し、
肉身のよみがえり、終わりなき命を信じ奉る。 アーメン。
われはてんちのそうぞうしゅ、ぜんのうのちちなるてんしゅをしんじ
またそのおんひとりご、われらのしゅイエズス・キリスト
すなわちせいれいによりてやどり、どうていマリアよりうまれ、
ポンシオ・ピラトのかんかにてくるしみをうけ、
じゅうじかにつけられししてほうむられ、
こせいじょにくだりてみっかめにししゃのうちよりよみがえり
てんにのぼりてぜんのうのちちなるてんしゅのみぎにざし、
かしこよりいきるひととしせるひととをさばかんために
きたりたもうしゅをしんじたてまつる
われはせいれい、せいなるこうきょうかい、しょせいじんのつうこう、つみのゆるし、
にくしんのよみがえり、おわりなきいのちをしんじたてまつる。 アーメン。
使徒信経とは聖伝によるローマ・カトリック教会の伝統的な信仰宣言。ロザリオの十字架で唱える
主の祈り （主祷文） しゅのいのり・しゅとうぶん
天にまします我らの父よ、
願わくは御名の尊まれんことを、
御国の来たらんことを、
御旨の天に行わるる如く地にも行われんことを。
我らの日用の糧を、今日我らに与え給え。
我らが人に赦す如く、我らの罪を赦し給え。
我らを試みに引き給わざれ、我らを悪より救い給え。
アーメン
てんにましますわれらのちちよ、
ねがわくはみなのとうとまれんことを
みくにのきたらんことを、
みむねのてんにおこなわるるごとくちにもおこなわれんことを。
われらのにちようのかてを、こんにちわれらにあたえたまえ。
われらがひとにゆるすごとく、われらのつみをゆるしたまえ。
われらをこころみにひきたまわざれ、われらをあくよりすくいたまえ。
アーメン
主の祈りとは主イエズス・キリストが弟子達に直接教えた最も大切な祈り。ロザリオの大玉で唱える
天使祝詞 てんししゅくし めでたしの祈り
めでたし、聖寵充ち満てるマリア、
主御身と共にまします。
御身は女のうちにて祝せられ、
御胎内の御子イエズスも祝せられ給う。
天主の御母聖マリア、罪人なる我らのために、
今も臨終の時も祈り給え。アーメン
めでたし、せいちょうみちみてるマリア、
しゅおんみとともにまします。
おんみはおんなのうちにてしゅくせられ、
ごたいないのおんこイエズスもしゅくせられたもう。
てんしゅのおんははせいマリア、つみびとなるわれらのために、
いまもりんじゅうのときもいのりたまえ。アーメン
天使祝詞とは大天使聖ガブリエルがナザレの乙女マリアに現れお告げを告げたときの言葉と
聖母マリアが洗礼者ヨハネを身ごもっていた聖エリザベトを訪問したときに聖エリザベトが聖霊に
満たされて挨拶した言葉と我々信者の祈願からなる非常に大切な祈り。ロザリオの小玉で唱える。
栄唱 えいしょう
願わくは、聖父と聖子と聖霊とに栄えあらんことを。
始めにありし如く、今もいつも世々にいたるまで。
アーメン
ねがわくは、ちちとことせいれいとにさかえあらんことを。
はじめにありしごとく、いまもいつもよよにいたるまで。
アーメン
栄唱とは全能の神である三位一体の天主、父と子と聖霊の栄光を称えるための祈り
ロザリオの祈りでは最後の小玉で天使祝詞を唱えた後に三位一体なる天主に捧げる。
ファティマの祈り
ああイエズスよ、我らの罪を赦し給え、
我らを地獄の火より護り給え。
また、すべての霊魂、ことに主の御憐れみを
最も必要とする霊魂を天国に導き給え。アーメン
ああイエズスよ、われらのつみをゆるしたまえ、
われらをじごくのひよりまもりたまえ。
また、すべてのれいこん、ことにしゅのおんあわれみを
もっともひつようとするれいこんをてんごくにみちびきたまえ。アーメン
ファティマの祈りとは、１９１７年、ポルトガルのファティマでの三人の羊飼いの子供達に対する聖母マリア様の御出現において聖母がロザリオの祈りの中で栄唱の後に付け加えるように依頼された祈り。この祈りはロザリオを祈る私たち自身の罪の許しと救霊の為に、またすべての生きている人と死んだ人達の霊魂の救霊の為、特に煉獄において最も苦しんでおられる死せる人々の救霊の為に唱える祈りである。
大天使聖ミカエルに対する祈り だいてんしせいミカエルにたいするいのり
大天使聖ミカエル、戦いにおいて我らを護り、
悪魔の兇悪なる謀計に勝たしめ給え。
天主の彼に命を下し給わんことを伏して願い奉る。
ああ天軍の総帥、霊魂をそこなわんとて
この世を徘徊するサタン及びその他の悪魔を、
天主の御力によりて地獄に閉じこめ給え。アーメン
だいてんしせいミカエル、たたかいにおいてわれらをまもり、
あくまのきょうあくなるはかりごとにかたしめたまえ。
てんしゅのかれにめいをくだしたまわんことをふしてねがいたてまつる。
ああてんぐんのそうすい、れいこんをそこなわんとて
このよをはいかいするサタンおよびそのたのあくまを、
てんしゅのおんちからによりてじごくにとじこめたまえ。アーメン
大天使聖ミカエルに対する祈りとは、天主と人類の敵である悪魔とそのはかりごとに勝つために教皇レオ１３世によって作られた非常に強力な悪魔払いの祈り。ロザリオの祈りでは我々と聖なる公教会、全人類と世界に対する悪魔の攻撃にうち勝つために聖会の保護者であられる大天使聖ミカエルに依り頼んで祈る。この祈りは各連の最後の小玉で栄唱とファティマの祈りの後に必ず唱える。
ロザリオの祈りについて
ロザリオの祈りは救世主イエズス・キリストと聖母マリアの主な喜び、苦しみ、栄えの玄義を黙想しながら天使祝詞を百五十回唱える祈りで、天使祝詞十回が一連で、五連が一環となり三環で終わる。一連毎に一玄義を黙想するからロザリオの十五玄義といわれる。一日に三環すべてを唱えられない場合は喜びの玄義を月曜木曜に、苦しみの玄義を火曜金曜に、栄えの玄義を水曜土曜日曜に黙想する。ただ祈りを口で唱えるのではなく、よく心で玄義を黙想しながら祈りを捧げることが大切である。ロザリオの祈りは聖母マリア様がその当時の異端と戦っていた聖ドミニコに御出現になり直接授けられた祈りであって、御ミサと十字架の道行きの祈りと共に非常に力強く、またたいへん恵みの大きい祈りであるから度々、特に毎日唱えるべき祈りでまさに信者の為の聖務日課といえる祈りである。
”ロザリオ！これこそ世界を救うことのできる唯一の強力な武器です。”
教皇ヨハネ・パウロ二世 聖下の御言葉
追記（重要）
私たちの教父、教皇ヨハネ・パウロ２世聖下は２００２年１０月１６日、御自身の教皇在位２５周年の記念日に、”聖なるロザリオの祈りについて、司教・司祭・助祭・修道者・すべての信者の皆さんへという出だしで始まる使徒的書簡「おとめマリアのロザリオ」に署名し、全教会に発表されました。このなかで教皇様は２００２年１０月から２００３年１０月までをロザリオの年とすると宣言され、全教会の信徒にカトリック教会の伝統的な祈りで、宝とも言えるロザリオの祈りをお祈りするようにお望みになられました。またこの使徒的書簡の中でこれまでの伝統的な喜びの玄義、苦しみの玄義、栄えの玄義に加えて新たに”光の玄義を”唱えるようにとの声明を全世界のカトリック教徒にむけて出されました。教皇様は毎日一つの玄義を黙想してお祈りをする人に対して、喜びの玄義を月曜日と土曜日に、光の玄義を木曜日に、苦しみの玄義を火曜日と金曜日に、栄えの玄義を水曜日と日曜日に黙想しお祈りすることをお望みになっておられます。一度にすべての玄義を黙想しお祈りする場合には喜びの玄義、光の玄義、苦しみの玄義、栄えの玄義の順に４環、２００連のめでたしを聖母マリア様にお捧げすることになります。
ロザリオの祈り
十字架の印
父と子と聖霊との御名によりてアーメン
聖霊来たり給えの祈り ３回唱える
使徒信経 ロザリオの十字架で唱える
主の祈り ロザリオの大玉で一回唱える
天使祝詞 めでたし ロザリオのはじめの小玉三つで三回唱える
栄唱、
ファティマの祈り、
大天使聖ミカエルに対する祈り 天使祝詞の最後の小玉で３つの祈りを唱える
喜びの玄義 よろこびのげんぎ
第一玄義 だいいちげんぎ
この一連を献げて、聖母が御告げを受け給いたるを黙想し、その御取次によりて謙遜の徳をこいねがわん。
このいちれんをささげて、せいぼがおんおつげをうけたまいたるをもくそうし、そのおんとりつぎによりてけんそんのとくをこいねがわん
天にまします （大玉で一回） めでたし （小玉で十回）
栄唱 ファティマの祈り 大天使聖ミカエルの祈り （最後の小玉で一回づつ）
第二玄義 だいにげんぎ
この一連を献げて、聖母がエリザベトを訪問し給いたるを黙想し、その御取次によりて人を愛する徳をこいねがわん。
このいちれんをささげて、せいぼがエリザベトをほうもんしたまいたるをもくそうし、そのおんとりつぎによりてひとをあいするとくをこいねがわん。
天にまします （大玉で一回） めでたし （小玉で十回）
栄唱 ファティマの祈り 大天使聖ミカエルの祈り （最後の小玉で一回づつ）
第三玄義 だいさんげんぎ
この一連を献げて、主の降誕し給いたるを黙想し、聖母の御取次によりて清貧の徳をこいねがわん。
このいちれんをささげて、しゅのこうたんしたまいたるをもくそうし、せいぼのおんとりつぎによりてせいひんのとくをこいねがわん。
天にまします （大玉で一回） めでたし （小玉で十回）
栄唱 ファティマの祈り 大天使聖ミカエルの祈り （最後の小玉で一回づつ）
第四玄義 だいよんげんぎ
この一連を献げて、聖母が潔めの式にあずかり、主を聖殿に献げ給いたるを黙想し、その御取次によりておきてを守る徳をこいねがわん。
このいちれんをささげて、せいぼがきよめのしきにあずかり、しゅをせいでんにささげたまいたるをもくそうし、そのおんとりつぎによりておきてをまもるとくをこいねがわん。
天にまします （大玉で一回） めでたし （小玉で十回）
栄唱 ファティマの祈り 大天使聖ミカエルの祈り （最後の小玉で一回づつ）
第五玄義 だいごげんぎ
この一連を献げて、聖母が主を聖殿に見出し給いたるを黙想し、その御取次によりて主を愛する徳をこいねがわん。
このいちれんをささげて、せいぼがしゅをせいでんにみいだしたまいたるをもくそうし、そのおんとりつぎによりてしゅをあいするとくをこいねがわん。
天にまします （大玉で一回） めでたし （小玉で十回）
栄唱 ファティマの祈り 大天使聖ミカエルの祈り （最後の小玉で一回づつ）
光の玄義 ひかりのげんぎ
第一玄義 だいいちげんぎ
この一連を献げて、主がヨルダン川にて洗礼を授かり給いたるを黙想し、聖母の御取り次ぎによりて罪に死し光に歩む恵みをこいねがわん。
このいちれんをささげて、しゅがヨルダンがわにてせんれいをさずかりたまいたるをもくそうし、せいぼのおんとりつぎによりてつみにししひかりにあゆむめぐみをこいねがわん。
天にまします （大玉で一回）めでたし （小玉で十回）
栄唱 ファティマの祈り 大天使聖ミカエルの祈り （最後の小玉で一回づつ）
第二玄義 だいにげんぎ
この一連を献げて、主がカナの婚礼にて水をぶどう酒に変えられ給いたるを黙想し、聖母の御取り次ぎによりてその祝福をこいねがわん。
このいちれんをささげて、しゅがカナのこんれいにてみずをぶどうしゅにかえられたまいたるをもくそうし、せいぼのおんとりつぎによりてそのしゅくふくをこいねがわん。
天にまします （大玉で一回） めでたし （小玉で十回）
栄唱 ファティマの祈り 大天使聖ミカエルの祈り （最後の小玉で一回づつ）
第三玄義 だいさんげんぎ
この一連を献げて、主が御国の到来を宣べ伝え、回心へと招かれ給いたるを黙想し、聖母の御取り次ぎによりて使徒職の恵みをこいねがわん。
このいちれんをささげて、しゅがみくにのとうらいをのべつたえ、かいしんへとまねかれたまいたるをもくそうし、せいぼのおんとりつぎによりてしとしょくのめぐみをこいねがわん
天にまします （大玉で一回） めでたし （小玉で十回）
栄唱 ファティマの祈り 大天使聖ミカエルの祈り （最後の小玉で一回づつ）
第四玄義 だいよんげんぎ
この一連を献げて、主がタボル山にて御変容され給いたるを黙想し、聖母の御取り次ぎによりて主の使命に協力する恵みをこいねがわん。
このいちれんをささげて、しゅがタボルざんにてごへんようされたまいたるをもくそうし、せいぼのおんとりつぎによりてしゅのしめいにきょうりょくするめぐみをこいねがわん。
天にまします （大玉で一回） めでたし （小玉で十回）
栄唱 ファティマの祈り 大天使聖ミカエルの祈り （最後の小玉で一回づつ）
第五玄義 だいごげんぎ
この一連を献げて、主が過ぎ越しの秘義の秘跡として御聖体を制定され給いたるを黙想し、聖母の御取り次ぎによりて御聖体の恵みを生きる恵みをこいねがわん。
このいちれんをささげて、しゅがすぎこしのひぎのひせきとしてごせいたいをせいていされたまいたるをもくそうし、せいぼのおんとりつぎによりてごせいたいのめぐみにいきるめぐみをこいねがわん。
天にまします （大玉で一回） めでたし （小玉で十回）
栄唱 ファティマの祈り 大天使聖ミカエルの祈り （最後の小玉で一回づつ）
苦しみの玄義 くるしみのげんぎ
第一玄義 だいいちげんぎ
この一連を献げて、主がゲッセマニの園にて死するばかり憂い給いたるを黙想し、聖母の御取次によりて罪を痛悔する恵みをこいねがわん。
このいちれんをささげて、しゅがゲッセマニのそのにてしするばかりうれいたまいたるをもくそうし、せいぼのおんとりつぎによりてつみをつうかいするめぐみをこいねがわん。
天にまします （大玉で一回） めでたし （小玉で十回）
栄唱 ファティマの祈り 大天使聖ミカエルの祈り （最後の小玉で一回づつ）
第二玄義 だいにげんぎ
この一連を献げて、主がむち打たれ給いたるを黙想し、聖母の御取次によりて罪を償う恵みをこいねがわん。
このいちれんをささげて、しゅがむちうたれたまいたるをもくそうし、せいぼのおんとりつぎによりてつみをつぐなうめぐみをこいねがわん。
天にまします （大玉で一回） めでたし （小玉で十回）
栄唱 ファティマの祈り 大天使聖ミカエルの祈り （最後の小玉で一回づつ）
第三玄義 だいさんげんぎ
この一連を献げて、主がいばらの冠をかむらせられ給いたるを黙想し、聖母の御取次によりて侮辱を恐れざる恵みをこいねがわん。
このいちれんをささげて、しゅがいばらのかんむりをかむらせられたまいたるをもくそうし、せいぼのおんとりつぎによりてぶじょくをおそれざるめぐみをこいねがわん。
天にまします （大玉で一回） めでたし （小玉で十回）
栄唱 ファティマの祈り 大天使聖ミカエルの祈り （最後の小玉で一回づつ）
第四玄義 だいよんげんぎ
この一連を献げて、主が十字架を担い給いたるを黙想し、聖母の御取次によりて苦難を甘んじ受くる恵みをこいねがわん。
このいちれんをささげて、しゅがじゅうじかをにないたまいたるをもくそうし、せいぼのおんとりつぎによりてくなんをあまんじうくるめぐみをこいねがわん。
天にまします （大玉で一回） めでたし （小玉で十回）
栄唱 ファティマの祈り 大天使聖ミカエルの祈り （最後の小玉で一回づつ）
第五玄義
この一連を献げて、主が十字架にくぎ付けにせられて死し給いたるを黙想し、聖母の御取次によりて救霊の恵みをこいねがわん。
このいちれんをささげて、しゅがじゅうじかにくぎずけにせられてししたまいたるをもくそうし、せいぼのおんとりつぎによりてきゅうれいのめぐみをこいねがわん。
天にまします （大玉で一回） めでたし （小玉で十回）
栄唱 ファティマの祈り 大天使聖ミカエルの祈り （最後の小玉で一回づつ）
栄えの玄義 さかえのげんぎ
第一玄義 だいいちげんぎ
この一連を献げて、主の復活し給いたるを黙想し、聖母の御取次によりて信仰の徳をこいねがわん。
このいちれんをささげて、しゅのふっかつしたまいたるをもくそうし、せいぼのおんとりつぎによりてしんこうのとくをこいねがわん。
天にまします （大玉で一回） めでたし （小玉で十回）
栄唱 ファティマの祈り 大天使聖ミカエルの祈り （最後の小玉で一回づつ）
第二玄義 だいにげんぎ
この一連を献げて主の昇天し給いたるを黙想し、聖母の御取次によりて天国の福楽を深く望む心をこいねがわん。
このいちれんをささげてしゅのしょうてんしたまいたるをもくそうし、せいぼのおんとりつぎによりててんごくのふくらくをふかくのぞむこころをこいねがわん。
天にまします （大玉で一回） めでたし （小玉で十回）
栄唱 ファティマの祈り 大天使聖ミカエルの祈り （最後の小玉で一回づつ）
第三玄義 だいさんげんぎ
この一連を献げて、聖霊の降臨し給いたるを黙想し、聖母の御取次によりて聖霊の賜物をこいねがわん。
このいちれんをささげて、せいれいのこうりんしたまいたるをもくそうし、せいぼのおんとりつぎによりてせいれいのたまものをこいねがわん。
天にまします （大玉で一回） めでたし （小玉で十回）
栄唱 ファティマの祈り 大天使聖ミカエルの祈り （最後の小玉で一回づつ）
第四玄義 だいよんげんぎ
この一連を献げて、聖母の被昇天を黙想し、その御取次によりて善き終わりを遂ぐる恵みをこいねがわん。
このいちれんをささげて、せいぼのひしょうてんをもくそうし、そのおんとりつぎによりてよきおわりをとぐるめぐみをこいねがわん。
天にまします （大玉で一回） めでたし （小玉で十回）
栄唱 ファティマの祈り 大天使聖ミカエルの祈り （最後の小玉で一回づつ）
第五玄義 だいごげんぎ
この一連を献げて、聖母が天使と人類との元后に立てられ給いしを黙想し、その御取次によりて永福の冠をこいねがわん。
このいちれんをささげて、せいぼがてんしとじんるいとのげんこうにたてられたまいしをもくそうし、そのおんとりつぎによりてえいふくのかんむりをこいねがわん。
天にまします （大玉で一回） めでたし （小玉で十回）
栄唱 ファティマの祈り 大天使聖ミカエルの祈り （最後の小玉で一回づつ）
聖会のための祈り せいかいのためのいのり
元后憐れみ深き御母、我らの命、慰め、および望みなるマリア、我らちくたくの身なるエワの子なれば、御身に向かいて呼ばわり、この涙の谷に泣き叫びて、ひたすら仰ぎ望み奉る。
ああ我らの代願者よ、
憐れみの御眼もて我らを顧み給え。
またこのちくたくの終らん後、
尊き御子イエズスを我らに示し給え。
寛容、仁慈、甘美にまします童貞マリア。
げんこうあわれみふかきおんはは、われらのいのち、なぐさめ、およびのぞみなるマリア、われらちくたくのみなるエワのこなれば、おんみにむかいてよばわり、このなみだのたにになきさけびて、ひたすらあおぎのぞみたてまつる。
ああわれらのだいがんしゃよ、
あわれみのおんまなこもてわれらをかえりみたまえ。
またこのちくたくのおわらんのち、
とうときおんこイエズスをわれらにしめしたまえ。
かんよう、じんじ、かんびにましますどうていマリア。
天主の聖母、我らの為に祈り給え。
キリストの御約束に我らを適わしめ給え。
てんしゅのせいぼ、われらのためにいのりたまえ。
キリストのおんやくそくにわれらをかなわしめたまえ。
祈願 我らの依り頼みと力とにまします天主、
御憐れみを垂れ、主に叫ぶこの民を顧み給え。
永福にして原罪なき童貞天主の聖母マリア、
その浄配聖ヨゼフ、使徒聖ペトロ、聖パウロ、および諸聖人のとりなしにより、罪人の改心、及び、母なる公教会の自由と栄えとの為に献げまつる我らの祈りを御慈悲をもって聴き容れ給え。
我らの主イエズス・キリストによりて願い奉る。 アーメン
きがん われらのよりたのみとちからとにましますてんしゅ、
おんあわれみをたれ、しゅにさけぶこのたみをかえりみたまえ。
えいふくにしてげんざいなきどうていてんしゅのせいぼマリア、
そのじょうはいせいヨゼフ、しとせいペトロ、せいパウロ、およびしょせいじんのとりなしによりつみびとのかいしん、および、せいなるこうきょうかいのじゆうとさかえとのためにささげまつるわれらのいのりをおんじひをもってききいれたまえ。
われらのしゅイエズス・キリストによりてねがいたてまつる。 アーメン
大天使聖ミカエル、戦いにおいて我らを護り、
悪魔の兇悪なる謀計に勝たしめ給え。
天主の彼に命を下し給わんことを伏して願い奉る。
ああ天軍の総帥、霊魂をそこなわんとて
この世を徘徊するサタン及びその他の悪魔を、
天主の御力によりて地獄に閉じ込め給え。アーメン
だいてんしせいミカエル、たたかいにおいてわれらをまもり、
あくまのきょうあくなるはかりごとにかたしめたまえ。
てんしゅのかれにめいをくだしたまわんことをふしてねがいたてまつる。
ああてんぐんのそうすい、れいこんをそこなわんとて
このよをはいかいするサタンおよびそのたのあくまを、
てんしゅのおんちからによりてじごくにとじこめたまえ。アーメン
至聖なるイエズスの聖心、我らを憐れみ給え。
至聖なるイエズスの聖心、我らを憐れみ給え。
至聖なるイエズスの聖心、我らを憐れみ給え。
しせいなるイエズスのみこころ、われらをあわれみたまえ。
聖父と聖子と聖霊との御名によりて。アーメン
ちちとことせいれいとのみなによりて。アーメン
聖会のための祈りとは、かつて教皇様の命によって御ミサの後に三回の天使祝詞と共に唱えられていた祈りで、元后憐れみ深き御母（サルベ・レジナ）の祈りと祈願、そして大天使聖ミカエルの祈りと至聖なるイエズスの御心に対する祈りからなっている。免償のある恵みの多い祈りであるから、ロザリオの最後の祈りとしてとなえる。一度にすべての玄義を唱えるときには最後に一度だけ、また一環ずつ唱える時にはその一環の終わりに唱える。
最後の十字架を切った後にラテン語聖歌のサルベ・レジナを歌ってロザリオの締めくくりとするとなお良い。
”原罪なくして宿り給いし聖マリア
御身に依り頼み奉る我等の為に祈り給え”
げんざいなくしてやどりたまいしせいまりあ
おんみによりたのみたてまつるわれらのためにいのりたまえ
”聖マリアの汚れなき御心よ
今も臨終の時も我等のために祈り給え”
せいマリアのけがれなきみこころよ
いまもりんじゅうのときもわれらのためにいのりたまえ
”イエズス・マリア・ヨゼフ
我御身を愛し奉る よって霊魂を救い給え”
イエズス、マリア、ヨゼフ
われおんみをあいしたてまつる よってれいこんをすくいたまえ
”至聖なる御聖体の聖心であられる
主イエズス・キリスト、我等を憐れみ給え”
しせいなるごせいたいのみこころであられる
しゅイエズス・キリスト、われらをあわれみたまえ
”御聖体のうちにまことにましますイエズスの聖心よ、一瞬の休みもなく、全世界の祭壇の上に生け贄となられ、御父を賛美し、御国の来たらんことをこいねがう至聖なる聖心に心を合わせ、我が身も心も全く御身に献げ奉る。願わくは、このつたなき献げを受け取り、御父の光栄と魂の救いの為に、聖旨のままに使用し給わんことをこいねがい奉る。
幸いなる御母よ御身の御子より引き離すを許し給わざれ。御身のものとして守り給え。アーメン”
ごせいたいのうちにまことにましますイエズスのみこころよ、いっしゅんのやすみもなく、ぜんせかいのさいだんのうえにいけにえとなられ、おんちちをさんびし、みくにのきたらんことをこいねがうしせいなるみこころにこころをあわせ、わがみもこころもまったくおんみにささげたてまつる。ねがわくは、このつたなきささげをうけとり、おんちちのこうえいとたましいのすくいのために、みむねのままにしようしたまわんことをこいねがいたてまつる。
さいわいなるおんははよおんみのおんこよりひきはなすをゆるしたまわざれ。おんみのものとしてまもりたまえ。アーメン
主よ永遠の安息を彼等に与え、絶えざる光を彼等の上に照らし給え。彼等の安らかに憩わんことを。アーメン
しゅよえいえんのあんそくをかれらにあたえ、たえざるひかりをかれらのうえにてらしたまえ。かれらのやすらかにいこわんことを。アーメン
”いと尊きロザリオの元后、我等の為に祈り給え”
いととうときロザリオのげんこう、われらのためにいのりたまえ
聖父と聖子と聖霊との御名によりて。アーメン
ちちとことせいれいとのみなによりて。アーメン
ロザリオの祈り 御聖体と聖母の使徒 http://www.不思議のメダイ.com http://hushiginomedai.hp.infoseek.co.jp
Salve Regina サルベ・レジナ カトリック聖歌集 ５４３ 聖母
Sal-ve Re-gi-na Ma-ter mi-se-ri-cor-di-ae
サルヴエレジナ マテルミゼリコルディエ
めでたし元后 あわれみ深い御母
Vi-ta dul-ce-do et spes no-stra, sal-ve
ヴイタ ドウルチエド エト スペス ノストラ サルヴエ
私たちのいのち、なぐさめ、望みなるお方、めでたし。
Ad te cla-ma-mus ex-su-les fi-li-i He-vae
アド テ クラマムス エクスレス フイリ ヘヴエ
私たち、さすらいのエワの子はあなたに向かって呼ばわり
Ad te su-spi-ra-mus ge-men-tes et flen-tes
アド テススピラムス ジエメンテス エト フレン テス
あなたに向かって泣き叫びます、
in hac la-cri-ma-rum vare. E-ja er-go
イン ハク ラクリ マルム ヴアルレ エヤエルゴ
こ の 涙 の 谷 で い ざ、
ado-vo-ca- ta no-stra, il-los tu- os mi-se- ri-
アドヴオカタ ノストラ イルロス トウオス ミ ゼ リ
私たちの代願者よ、 あわれみのおん目で
cor- des o- cu- los ad nos con- ver- te.
コル デス オ ク ロス アド ノス コン ヴエル テ
私 た ち を か え り み て 下 さ い。
Et Je- sum, be- ne- di- ctum fru-ctum vent-ris
エト イエズム ベネデイクトウム フルクトウム ヴエントリス
また ご胎内の祝せられたおん子イエズスを
tu- i no-bis post hoc e- xi- li- um o-sten-de
トウイ ノビス ポスト ホク エクスイリウム オステン デ
このさすらいの終わった後私たちにお示し下さい。
O cle- mens: O pi- a:
オー クレメンス オー ピ ア
ああ 寛容 ああ 仁慈
O dul- cis Vir-go Ma-ri- a.
オー ドウルチス ヴイルゴ マリア
ああ 甘美なる 処女マリア
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